「資産を増やすには、まず収入をしっかり確保することが大事。投資を始める前に、土台となる収入源をつくることが何よりも先決。」
ダイエットに成功したバズみたいな見た目のデータサイエンティスト、ニック・マジューリさんのインタビューでの言葉。彼は『JUST KEEP BUYING』という本の著者で、この本、実はアメリカよりも日本でのほうが売れているっていう面白い現象が起きているそうな。
僕はその本をまだ読んでないけど、ざっくり言うと「まずは本業で稼げ!」って内容らしい。これには完全に同意。本業収入を上げることが、もっとも堅実で再現性のある資金づくりの方法だと思う。
というわけで、今回は僕がアッパーマス層に到達する過程で特に効果があった「転職活動」について、体験ベースでゆるっと共有していくよ。
学歴が低くても、大手は狙える
「学歴が低いと大手はムリ」って思ってる人、意外と多いんじゃないかな。実際、僕もFラン寄りの大学出身だけど、今はプライム市場に上場してる大手企業で働いてる。周りにも似たようなルートを辿ってる人は結構いる。
最初は零細企業からスタートして、中小企業、そして今の会社へと2回の転職でキャリアアップしてきた。確かに転職活動中は学歴フィルターで何社も落ちたけど、それは最初から大手を狙った場合の話。転職なら別ルートがある。
ポイントは、他の人があまり選ばない分野で経験を積むこと。たとえば、海外系の仕事。海外資格を取ったり、日本人が少ない国で働いて言語や文化を吸収したり。スタートアップでの経験も良い武器になる。
面接や書類選考で見られるのは結局「何をしてきたか」と「どんなスキルがあるか」。そこに希少な要素が加わると、一気に注目されやすくなる。
情報が少なくて道のりはちょっと大変だけど、他と違う道を行く価値は十分あるよ。
転職成功のカギは「紹介」
転職を成功させたいなら、紹介制度(リファラル)を活用するのが超おすすめ。
僕のまわりにも、この方法で好条件の企業に入った人がけっこういる。でも意外と使ってる人は少なくて、多くの人は転職サイト経由で応募してるのが現実。
紹介制度を使えば、学歴フィルターや書類選考をすっとばせることもあるし、企業にとっても採用コストを下げられるから、実はお互いにメリットが大きい。
ただし、当然だけど紹介してくれる知人がいないとこの方法は使えない。だからこそ、普段からの人間関係づくりも転職活動の一部ってこと。
年収1,000万円は“特別”じゃない
自分も数年前までは「年収1,000万円って雲の上の話」と思ってた。でも今では平社員の僕でも到達してるし、別に激務でも責任重でもない。
ネット上の統計だけを見てるとピンとこないけど、実際にはそういう待遇の仕事や会社って存在する。大事なのは、そういう人と実際に接点を持って「自分でもいけるかも」と実感すること。
リアルな成功例に触れると、思い込みの壁が一気に崩れるよ。
福利厚生は、収入と同じくらい重要
転職のときに見落とされがちだけど、福利厚生は可処分所得に直結する。
特に社宅制度は強力。企業が用意している物件だけじゃなく、借り上げ社宅という形で自由に選べる場合もある。
例えば月10万円の家賃を払っていたら、年間で120万円の出費。その分にかかる税金や社会保険料もバカにならない。でも社宅なら、その120万円が丸ごと浮く。つまり年収を上げるより、手取りを増やす近道になることもあるんだね。
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/pdf/youyaku.pdf
最近のデータでも転職者数は増加中。もし収入を上げたいと思っているなら、今の売り手市場を活かして動いてみる価値は十分ある。
自分の未来に投資するなら、「今」が一番のタイミングだよ!